道後温泉の観光名物に「坊っちゃん列車」という列車があります。
その昔、明治21年から半世紀以上も活躍した蒸気機関車がそのモデルだそうです。
当時は黒煙をもくもくと出しながら、最大、18台で松山市民の足として活躍しました。

なお、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の登場人物がこの列車を利用したことから「坊っちゃん列車」という名前が付いたそうです。
蒸気機関車の「坊っちゃん列車」は列車の電化に伴い路線から姿を消しますが、その後、伊予鉄道が明治時代のものを復元し、運行を開始しました。
乗務員の制服なども当時の服装に近いものとしています。
この列車は、「マッチ箱のように小さな列車」と夏目漱石の小説の中では評されているように、小さな列車です。

古町から道後温泉まで、JR松山駅前、大街道を経由して運行されるのですが、休日などは多くの観光客で賑わっています。
人気のパターンは、鉄道でJR松山駅まで行き、そこで「坊っちゃん列車」に乗り換えるというものです。
この理由は、道後温泉の旅館に宿泊する観光客が多いからでしょう。

松山市内の旅館に泊まって、「坊っちゃん列車」に乗って、列車で道後温泉の散策に行くというのもよいでしょう。
このようにして道後温泉へ旅をすると、まるで夏目漱石の時代にタイムスリップしたような感覚にとらわれることでしょう。
道後温泉に入ると、さらに昔の歴史を実感するような街の雰意気に迎えられることでしょう。
このような思いを巡らせながら旅館の温泉に浸るのもいいものですね。

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